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ギャップレス再生とはデジタルオーディオプレイヤーが持つ機能の一つで、曲と曲の間に不要な無音部分、つまりギャップを発生させず継ぎ目無く再生する機能である。ノンストップ再生、シームレス再生などとも呼ばれる。現在この機能を搭載するデジタルオーディオプレイヤーは少なく、ウリの一つとなっている。

必要となる場面

ライブやコンサートを収録したCDなどではトラックごとに音声が分かれておらず、トラック間に区切りとなる無音部分が無い。しかしこれをトラックごとにリッピングし複数のファイルにして再生すると、通常のデジタルオーディオプレイヤーではファイルの切り替わりでどうしてもギャップが発生してしまう。ギャップレス再生登場以前、これを解消するためにはCD1枚を一つのファイルとしてリッピングするよりほか無かった。

 

ギャップが発生する原因

多くのデジタルオーディオプレイヤーではファイルの再生が終わり次第プレイリストから次に再生するファイルを決定し、そのファイルを読み込み再生を開始する。このため再生終了から次のファイルの再生開始までに処理が発生する。この処理にかかる時間が無音となり、ギャップが発生する。

 

CDでギャップが発生しない原因

CDにおいては元々全てのトラックの音声データはひと続きとなっており、レコード盤などと同じで曲目ごとに分かれてはいない。しかしこれでは聞きたい部分へ辿り着くのに非常に不便である。これを解消するため、CDには音声データとは別にトラックの開始時間を記録したデータが入っている。CDプレイヤーはこれを元に頭出しを行っている。

 

ギャップレス再生が可能なソフトウェア

 

国産プレイヤー

 

海外産プレイヤー


Last-modified: 2009-03-15 (日) 22:07:54
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